金属葺き屋根改修工法LCS-R工法(塩ビシート防水カバー工法)について
鉄骨造の住宅、商業ビルや工場などに使われている金属葺きの折板屋根、瓦棒屋根は塗装による改修方法が一般的ですが、定期的な塗り替え等のメンテナンスが不十分で錆の発生、腐食により劣化が進行した場合は、葺き替えが必要になりますが、工事費用の問題や、工事期間中の雨養生、廃材処分量が多い事など、改修時の課題が山積みです。
塩ビシートによる金属葺き屋根改修工法は葺き替え時の課題をクリアすることが可能です。さらに断熱材を使用しますので、金属屋根の夏の室内の暑さの軽減が図れます。
折板屋根改修の標準工法は、改修時に屋根を外断熱に仕様変更して、その上に塩ビシート防水を施工します。
断熱材を設置することにより、屋根を伝わった熱の出入りを抑制して、金属屋根の欠点の室内の暑さ対策が図れます。
夏場に、断熱改修した屋根と未改修の屋根に温度の計測を行い、改善状況の検証を行った結果1か月平均で12度の温度変化が確認されています。
基本的に既存防水層の上に「かぶせて」防水層を新設します。そのため廃材を減らすことができます。
かぶせ工法を基本とするため、既存防水層の撤去にまつわる工程を短縮することができます。
単層防水の塩ビシートは、複層防水と比較して不具合箇所が特定しやすいので、万が一の不具合にも原因を特定し、シートの増し張りなどで対応できるため補修も容易です。
塩ビシート防水に使われている高耐候の防水シートは、トップコートの塗装が不要ですのでメンテナンスの負担が軽減されます。標準タイプのシートで15~20年メンテナンスが不要です。
人工暴露試験において30年相当経過しても、シートの伸び保持率が60%を上回る高耐久グレードの防水シートを使用した場合はライフサイクルコストをさらに低減することが可能です。
金属屋根の場合は塗装によるメンテナンスが7~10年ごとに必要になりますが、塩ビシートの場合は20年~30年メンテナンスが不要になります。
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