勾配屋根専用 塩ビ樹脂系防水シートによる改修工法のご提案
マンションやビルの傾斜屋根や斜壁によく使用されているアスファルトシングル屋根に対し、塩ビシート防水工法による改修が可能です。この工法は、既存の屋根材を撤去せずに施工できるため、従来の改修方法で課題となっていた工期中の雨養生や廃材処分の手間とコストを大きく軽減することができます。
アスファルトシングルは、ガラス繊維を基材とし、アスファルトを含浸・コーティングした上で、表面にスレート砂や彩色焼成砂を圧着して製造される屋根材です。
その特長としては以下が挙げられます:
薄く柔軟なため曲面屋根にも対応可能
軽量で作業性が高い
比較的安価でコストパフォーマンスに優れる
こうした特性から、マンションやビルの傾斜屋根や斜壁に広く採用されています。
ただし、耐久性についてはそれほど高くなく、一定の年数が経過すると劣化や剥がれが見られるため、定期的な改修が必要になります。
従来の改修方法では、アスファルトシングルを全面撤去して新たに張り替える工法が一般的でしたが、以下のような課題がありました:
撤去中の防水性確保が困難
大量の廃材処理が必要
工期やコストが増大しやすい
これに対して、塩ビ樹脂系防水シートを用いた改修工法では、既存の屋根材を撤去せずに、上から塩ビシートを施工する「被せ工法」が可能です。これにより、雨養生の負担が減り、工期の短縮やコスト削減が実現できます。
また、この工法は以下のような付加価値を提供します
高い防水性能と耐久性
美観の向上(シートの色や質感の選択が可能)
断熱材の併用により、最上階の室内温熱環境の改善(夏の暑さを軽減)
アスファルトシングル屋根の改修において、塩ビシート防水は省施工・高耐久・断熱対応という多くのメリットを備えています。特に、雨天リスクや廃材処理の負担を避けたい現場に最適な選択肢です。
塩ビシートによるアスファルトシングル屋根改修工法は葺き替え時の課題をクリアすることが可能です。さらに断熱材を使用した断熱工法も可能です、最上階の夏の室内の暑さの軽減が図れます。
屋根の劣化でお困りの方、これから改修をご検討される管理組合様・オーナー様は、ぜひ一度ご相談ください。現場状況に応じた最適なご提案をいたします。
断熱材設置して塩ビシートを敷設
勾配屋根専用の塩ビシートは、改修時に屋根を外断熱に仕様変更することが可能です。
断熱材を設置することにより、屋根を伝わった熱の出入りを抑制して、マンションなどの最上階の欠点の室内の暑さ対策が図れます。
高断熱化をする事で、最上階の部屋の夏場の暑さ対策に貢献します。
傾斜屋根「かぶせ工法」
基本的に既存防水層の上に「かぶせて」防水層を新設します。そのため廃材を減らすことができます。
かぶせ工法を基本とするため、既存防水層の撤去にまつわる工程を短縮することができます。
既存の防水層が雨養生の役割を果たすため、工事中の漏水のリスクが軽減されます。建物を利用しながらの屋根の防水改修工事が施工できます。
改修前
改修後
リベットルーフARTは柄がランダムにプリントされた塩ビシートです。
既存がアスファルトシングル葺きの屋根に施工しても屋根の意匠性、美観を損なわないシートです。
高耐候の塩ビシートです
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