塗装業者による不完全な施工事例②

塗装業者が施工したマンションの屋上ウレタン防水施工4年後の事例です。
ウレタン塗膜防水密着工法(X-2工法)

ドレン廻りの下地が傷んだままの状態でウレタン防水が施工されているため防水層が破断している。
ウレタン防水用の改修ドレンを使用して施工するのが通常の施工方法です。

防水層の厚さが不足している為施工後４年で亀裂が生じている。
ウレタン防水材を規定以上の希釈をして施工したと思われます。

既存防水層の上にウレタン塗膜防水密着工法で施工されているが、下地調整がされていないため、下地の膨れや、凸凹がそのまま表れている。

基礎部分も下地調整がされていないため、亀裂や、膨れが発生している。補強の為のメッシュも使用されていない。

笠木の天端にウレタン塗膜防水が施工されていない。なぜ施工しなかったのかは不明です。

階段の屋根部分の防水層が浮いていました。下に雨水が廻っています。階段部から漏水が発生していました。

■防水工事の知識が無い職人が施工したと思われます。既存防水層の上ただウレタンを塗っただけという粗末な施工です。